暑さがピークを迎える夏本番、都心では連日30℃を超える日が続き、外に出るのが億劫になりがちですよね。でも、せっかくの休日にエアコンの効いた部屋で過ごすだけではもったいない!
そんな時におすすめなのが、東日本の避暑地へのプチ旅行です。標高が高く平均気温が低めの高原リゾートや、夏のアクティビティが楽しめる湖畔、渓谷があるエリアなど、自然に癒されながら快適に過ごせる観光地が盛りだくさん。
今回は、東京からアクセスしやすい東日本のおすすめ避暑地についてご紹介していきます。
週末の日帰り小旅行や、夏休みの家族旅行にもピッタリのエリアを厳選しました。心地よい風に吹かれ、大自然の織りなす絶景に包まれながら、暑さを忘れてリフレッシュしてみませんか?
福島県・磐梯山の北側、標高800mに位置する「裏磐梯」は、真夏でも平均気温が20℃前後と涼しく、快適に過ごせる東北屈指の避暑地。冬のウィンタースポーツで有名な観光地ですが、夏にはまた別の魅力が満載です。
最大の見どころは、大小30以上の湖沼群で形成される「五色沼」。赤・青・緑といった様々な色に輝く湖沼が点在し、フォトジェニックな景観が広がります。なかでも、美しいコバルトブルーに輝く「毘沙門沼」は必見!五色沼の中で最も大きく、手漕ぎボートも楽しめます。
また、カヌーやカヤック、SUP、遊覧船など水辺のアクティビティも充実。初めての方でも気軽に参加できる体験プランが豊富です。東京から約2時間半で行けるアクセスの良さも嬉しいポイントですね。
標高約1,000mの高原リゾート地「軽井沢」は、別荘地や避暑地として古くから親しまれてきたエリア。明治時代から国内外の著名人や文化人に愛され、今もなお高い人気を誇ります。真夏でも平均気温22℃前後と涼しく、観光・ショッピング・グルメと楽しみ方も多彩!暑い夏でも、快適に過ごすことができます。
軽井沢を代表する景勝地「雲場池」や、美しくも繊細で絹糸のような白い水しぶきが圧巻の「白糸の滝」、森の静寂の中に佇む木造りの教会「軽井沢高原教会」など、見どころが盛りだくさん。また、トレンド感あふれるアウトレットでのショッピングや、話題のカフェ巡りも人気です。
自然と都市的な魅力が融合した軽井沢は、カップルや家族連れのほか、一人旅にも最適。都心から新幹線で約70分という好アクセスも大きな魅力ポイントです。
標高1,500mに位置する「上高地」は、日本屈指の山岳リゾート地。北アルプスの山々に囲まれ、真夏でも平均気温が23℃前後と、避暑地としても高い人気を誇ります。朝晩は10℃ほど気温が下がることもあり、昼夜の寒暖差が大きいのも特徴です。
今では年間約100万人以上の観光客が訪れる人気のエリアですが、未だに手つかずの自然が残る特別な空間でもあります。透明度が高く、美しいリフレクションが楽しめる神秘的な池や、ダイナミックで圧倒的な自然美が望める北アルプスなど、数多くの大自然を有しています。
清々しい空気に包まれながらのハイキングや、野生動物の観察、清流での川遊びなど、夏ならではの楽しみ方も沢山!散策中に珍しい高山植物や貴重な動物たちと出会えるかもしれないワクワク感がたまりません。
なお、自然保護の観点からマイカーでのアクセスに規制があるため、公共交通機関での訪問がおすすめです。
栃木県北部に広がる「那須高原」は、標高1,000m以上のエリアもあり、真夏でも涼しい日が多いことから、避暑地としても最適。野生に近い状態で飼育された動物との触れ合いや、多彩なショップが軒を連ねるアウトレット、大規模テーマパークなど、お子様から大人まで十分に楽しめる施設も多く、清流での川遊びでひんやり涼んだり、渓谷美に酔いしれることもできます。
入場無料で誰でも気軽に動物たちとふれあえる「南ヶ丘牧場」は、標高も高いことから、涼しく快適に過ごせると人気!牧場ならではの乳製品を味わったり、手作りのソーセージ作り体験など、様々なアクティビティが楽しめます。
また、那須連山の主峰・茶臼岳までを約4分間の空中散歩で繋ぐ「那須ロープウェイ」からの眺めは格別!ほかにも、モンゴルから直輸入したゲルに宿泊して、涼しい高原ライフを満喫できる施設などもあり、家族旅行やグループ旅行におすすめです。
標高約1,300〜1,600m付近に位置する、全国でも有数の避暑地「奥日光」。日光市にある紅葉の名所「いろは坂」より西側のエリアを指します。“関東の冷蔵庫”とも称されており、真夏でも気温は20℃ほど。夏の暑さを凌ぎに訪れるにはピッタリの避暑地です。
なかでも、ロープウェイで3分間の空中散歩を楽しめる「明智平展望台」では、華厳滝をはじめ、中禅寺湖や男体山を一望できるパノラマビューが目の前に広がります。
ほかにも、様々な水上アクティビティが楽しめる中禅寺湖や、その湖畔にある自然と調和した趣ある建物が魅力的な「イタリア大使館別荘記念公園」など、国際避暑地として発展した歴史に触れることができる貴重なスポットも。園内には歴史館やカフェもあり、自然のなかに悠然と佇む西洋建築で、異国情緒あふれる優雅な雰囲気を楽しめます。
標高1,200mほどの場所に位置する「草津温泉」は、実は避暑地としても人気の温泉地です。真夏でも20℃を上回ることが少なく、快適に過ごすことができます。
“恋の病以外はなんでも治す”と言われるほど豊かな効能があり、古くから地元民だけでなく観光客にも親しまれてきた「草津温泉」。豊富な効能の他にも特筆すべきは、毎分32,300リットルにもおよぶ日本一の自然湧出量。その泉質は日本有数の酸性度で殺菌効果抜群!心と身体をしっかりと癒してくれます。
温泉街の散策や湯もみ体験に加えて、近隣には白根山などの自然スポットも多く、ハイキングや夏のアクティビティにも最適。なかでも、草津温泉スキー場の“Ban Zip TENGU”で体験できる、全長500m・標高1,370mの天狗山山頂からわずか30秒で急降下するスリル満点のアクティビティが大人気!温泉でのんびり過ごしながら、涼しい夏を満喫できる贅沢なひとときを過ごせます。
今回紹介した東日本の避暑地は、どこも首都圏からのアクセスが良好!大自然に囲まれながら暑さを忘れさせてくれる、まさに“夏のオアシス”のようなスポットばかりです。高原リゾート、湖沼、渓谷に温泉街とそれぞれに異なる特色があり、夏の旅先としてもピッタリ。
宿泊はもちろん、日帰りでも楽しめるスポットが多いので、週末のおでかけや夏休みの短期旅行におすすめ。都会の雑踏から少しだけ距離を置き、高原の爽やかな空気に包まれながら、至福のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
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※2025年6月時点の情報です。お出かけの際には最新の情報をご確認ください。
タビックスナビ編集部