タビックスナビ編集部
栃木県日光市は、世界遺産に登録された歴史的建造物と雄大な自然が調和した、関東屈指の観光地です。ルートにもよりますが、東京から電車で約2時間とアクセスも良好。徳川家康を祀る日光東照宮をはじめとする荘厳な寺社仏閣や、華厳滝・中禅寺湖といった絶景スポット、そして四季折々の自然美を満喫できる魅力あふれる場所として、多くの観光客に長年愛されています。
春は桜や歴史あるお祭り、夏は涼しく避暑地として人気、秋は紅葉や日光東照宮の例大祭、冬は雪景色の中で楽しむ温泉やウィンタースポーツなど、季節ごとに異なる楽しみ方ができるのも日光の大きな魅力。何度訪れても新たな発見があるでしょう。
この記事では、日帰りでも宿泊でも満喫できる日光のおすすめ観光スポットを余すことなくご紹介します。この機会に、ぜひ栃木県・日光の旅を計画してみてください。
■ 日帰りでも楽しめる!日光のおすすめ観光地12選
└1. 日光東照宮
└2. 日光山輪王寺
└3. 日光二荒山神社
└4. 日光田母沢御用邸記念公園
└5. 東武ワールドスクウェア
└6. 華厳滝
└7. 中禅寺湖
└8. 明智平ロープウェイ
└9. 戦場ヶ原
└10. 鬼怒川温泉
└11. 日光金谷ホテル
└12. 中禅寺金谷ホテル
栃木県の北西部に位置する「日光」。広大な敷地を有する国立公園や、世界遺産に登録された寺社など、豊かな自然と歴史ある文化遺産が融合した、日本を代表する観光地のひとつです。
春の桜、秋の紅葉、幻想的な冬景色など、四季折々の風景が楽しめるのも魅力のひとつ!華厳の滝や中禅寺湖、紅葉の名所・いろは坂など、雄大な自然が広がります。さらに、鬼怒川温泉や奥日光湯元温泉といった人気の温泉地もあり、多くの観光客を魅了しています。
日光観光の定番スポットといえば「日光東照宮」。色鮮やかで豪華絢爛な彫刻が施された社殿は圧巻で、世界遺産にも登録されています。
東京から電車で約2時間とアクセスも良好で、日帰り旅行はもちろん、宿泊してゆっくり楽しむこともできます。歴史、自然、温泉、グルメと魅力満載の日光は、初めて訪れる方にもリピーターにもオススメの観光地です。
日光観光の定番スポット「日光東照宮」。徳川家康公を御祭神として祀っている神社で、『日光の社寺』の一つとして世界遺産にも登録されています。豪華絢爛で極彩色の華やかな建造物と精緻な彫刻は、日本の歴史と文化の象徴として多くの人々を魅了しています。
なかでも見逃せないのが、国宝・陽明門。500以上の彫刻が施され、いつまで見ていても飽きないことから“日暮らし門”とも称されるほどです。
また、神厩舎(しんきゅうしゃ)にある“見ざる・言わざる・聞かざる”のポーズで有名な「三猿」ですが、実は、8面・計16匹の猿たちによって人生の教訓を表現しているのだとか。誕生から幼少期、青年期、恋愛や結婚を経て出産し親になるという一生を表現したストーリーを見ることができます。日光を訪れた際は必ず立ち寄りたいスポットです。
766年に勝道上人によって開山された「日光山輪王寺」。日光山全体を統括する天台宗の門跡寺院として、長い歴史を誇る古刹です。日光東照宮、日光二荒山神社と並んで『日光の寺社』の一つとして世界遺産に登録されています。
本堂(三仏堂)は東日本最大級の木造建築で、黄金に輝く三体の御本尊、千手観音(男体山)・阿弥陀如来(女峰山)・馬頭観音(太郎山)の仏像を見ることができます。
境内には、三代将軍・徳川家光公の廟所「大猷院」があり、祖父・家康公を祀る東照宮を凌いではならないという遺言から、豪華絢爛な日光東照宮とは対照的に、落ち着いた色調の建物群が深い森の中に静かに佇んでいます。日光東照宮との対比を楽しみながら、合わせて訪問するのがオススメです。
境内全体がパワースポットと称される「日光二荒山神社」は、古くから日光の山岳信仰の中心として崇敬を集めてきた、関東有数の神社です。『日光の寺社』の一つで、主祭神には大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命を祀っています。招福や縁結びのご利益があるとされ、若い世代からも人気を集めています。
広大な境内は約3,400ヘクタールに及び、その神域には華厳の滝や紅葉の名所・いろは坂も含まれており、“日光最強のパワースポット”とも称されるほど。自然と一体化した美しい景観はまさに絶景で、厳かで神聖な空間が広がります。
境内には複数の御神木が点在し、御神木巡りも人気のひとつです。夫婦円満の“夫婦杉”や、家庭円満を祈願する“親子杉”のほか、恋愛成就にご利益があるとされる“縁結びの笹”など、それぞれに願いを込めて訪れる人が絶えません。
また、日光二荒山神社では、10種類以上ある豊富な御朱印も人気。毎回どれを拝受するか迷うほどの充実ぶりです。拝観するたびに、異なる御朱印をコレクションするのも楽しみ方の一つです。
大正天皇のご静養のため造営された旧御用邸「日光田母沢御用邸記念公園」。明治32年から昭和22年まで、3代にわたる天皇・皇太子が利用した御用邸で、江戸・明治・大正と3つの時代の建築様式をもつ集合建築群です。明治期に造営された御用邸の中でも最大規模を誇り、本邸が現存する唯一の建物となっています。
園内には四季折々の自然が広がり、当時の建築様式や皇室文化を垣間見ることができることから、建物は国の重要文化財にも指定されています。また、日本の歴史公園100選の一つでもあり、春のヤシオツツジ、夏のヤマユリ、秋のヒガンバナなど、様々な草木や綺麗な花が植えられており、季節ごとに違う表情を楽しむことができます。
世界遺産『日光の寺社』からもほど近く、観光ルートの一つに加えて自然浴で心と体を癒すのもオススメです。比較的空いている穴場スポットでもあるので、混雑回避の避暑地として足を運んでみるのもいいですね。
「東武ワールドスクエア」は、日本にいながら世界旅行気分を味わえるテーマパークです。世界遺産に登録されている49物件を含め、世界22の国と地域の102点におよぶ建造物を、25分の1のスケールで巧妙に再現しています。
エジプトのピラミッド、フランスのエッフェル塔、アメリカの自由の女神像など、細部にまでこだわった建物は本物さながら。よりリアルさを追及するため、テクスチャーやエイジング塗装にもこだわり再現されています。ミニチュアながらも迫力は満点で、一日で世界一周気分を味わうことができます。
ほかにも、園内に配置された14万人の小さな住人達の暮らしぶりも要チェック!建物だけでなくそのエリアに住む人々の生活様式も表現されているので、それぞれが持つ物語をじっくり観察してみるのもオススメです。
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和歌山県の那智の滝、茨城県の袋田の滝と並び、日本三大名瀑の一つに数えられる「華厳滝」。高さ97mの大瀑布は迫力満点で、日光を代表する絶景スポットです。
日光は四十八滝と言われるほど滝が多い地域ですが、その中でも華厳滝は最も有名で、まさに象徴的な存在です。中禅寺湖の水が岸壁を一気に落下する様は壮観で、自然が作りだす華麗な造形美は思わずうっとり見とれてしまうほど。エレベーターに乗っていく観爆台では、豪快にはじける水しぶきと轟音を間近で感じることができ、滝の迫力と自然の雄大さに圧倒されます。
春は雪解け水で普段より迫力が増し、夏は新緑と涼しげな表情を浮かべ、秋には紅葉とのコントラストが楽しめ、冬は圧巻の氷瀑と、春夏秋冬それぞれに異なる美しさを見せる華厳滝は、季節が変わるたびに訪れたい名所です。特に、秋の紅葉シーズンには滝を取り囲む山々が美しく色づき、まさに絵画のような絶景を楽しむことができます。
標高1,269メートルに位置する「中禅寺湖」は、約2万年前の男体山の噴火によって形成された日本一標高の高い場所にある湖です。日光国立公園にも指定されていて、四季折々の景色を楽しみに多くの人が訪れています。
湖面をクルージングするサップやカヌー、カヤックなどの体験ツアーが大人気!一年を通して様々なアクティビティが楽しめることから、観光客だけでなく市民の憩いの場としても親しまれています。なかでも人気なのが、遊覧船で楽しむ中禅寺湖周遊クルージング。一周約55分の湖上クルージングでは、陸上では見ることのできない格別な絶景を堪能できます。船上から望む360度のパノラマビューは必見です!
ほかにも、湖を一周するような形で散策コースが整備されているので、湖畔をゆったり歩きながら自然の美しさを満喫するのもオススメです。
標高1,373メートル地点にある明智平展望台まで、約3分間の空中散歩でつなぐ「明智平ロープウェイ」。展望台からは華厳滝、中禅寺湖、男体山を一望でき、息をのむほどの絶景パノラマが目の前に広がります。
特に秋の紅葉シーズンには、眼下に広がる山々が赤や黄色に染まり、まさに絶景の一言に尽きる美しさです。晴れた日には、遠くの関東平野まで見渡すことができ、自然の素晴らしさを改めて実感できます。
ロープウェイ乗り場には休憩所も設置されていて、景色を楽しみながらひと休みすることもできます。季節ごとに移り変わる、日光の雄大な自然を上空から眺められる贅沢な空間です。
標高約1,400メートルに位置する「戦場ヶ原」は、約400ヘクタールの広大な湿原で、日光国立公園の中に位置しています。350種類にもおよぶ植物や多種多様な野鳥が生息しており、貴重な自然環境が保たれています。
かつて中禅寺湖の一部だったこの地は、男体山の神と赤城山の神が戦ったという伝説からその名がつけられたそう。夏にはワタスゲやホザキシモツケなどの高山植物が咲き誇り、秋には草紅葉が美しく、冬には雪景色の中で野生動物の足跡を見つけることも!湿原を囲むかのような形で遊歩道が整備されており、約2時間程度のハイキングコースとなっています。
東京の奥座敷と呼ばれ、年間200万人以上の観光客で賑わう「鬼怒川温泉」は、江戸時代に発見された歴史ある温泉地です。栃木県日光市の鬼怒川の渓谷沿いに温泉旅館が立ち並び、川のせせらぎを聞きながら温泉に浸かることができます。泉質はアルカリ性単純温泉で、やわらかい湯は肌にも優しく、神経痛や筋肉痛、疲労回復に効果があるとされています。
日光東照宮や江戸ワンダーランド 日光江戸村、東武ワールドスクウェアなどへのアクセスも良く、たっぷり日光観光を楽しんだ後は、温泉に入ってゆっくりと疲れを癒すのもオススメ。日帰り入浴や立ち寄り湯などを実施している施設も充実していて、気軽に楽しめるのも人気の理由の一つ。
ほかにも、名物の鬼怒川ライン下りなどのアクティビティも人気!新緑の時期や秋の紅葉などが魅せる渓谷美は特に美しく、見るたびに違った絶景を堪能できます。また、温泉街には土産物店や食事処も多く、地元の名産品を味わいながら過ごす贅沢なひとときは、一生の思い出に残ること間違いなしです。
1873年創業の日光金谷ホテルは、現存する日本最古のリゾートホテルとして、150年以上の歴史と伝統を誇る名門ホテルです。ヘレン・ケラーやアインシュタインなど、多くの著名人が宿泊したことでも知られ、クラシックホテルならではの、趣ある格調高い雰囲気が魅力のホテルです。
特に、歴代の料理長から受け継がれてきたホテル伝統の「百年ライスカレー」や「大正コロケット」など、昔ながらの名物料理をランチで味わうことができます。また、喫茶では季節ごとに変わるアフタヌーンティーをご用意。まるで綺麗な宝石箱のような可愛くて美しいお菓子と、ドイツの高級紅茶で優雅な午後をお楽しみいただけます。
ほかにも、ティールームでは駐日英国大使館シェフの監修を受けた、ホテル自慢のスコーンと紅茶のセットで、非日常的なひと時を過ごせます。歴史ある建物内部の見学も可能で、明治・大正期の洋風建築の美しさを堪能できます。
日光国立公園内の中禅寺湖畔に佇む「中禅寺金谷ホテル」は、自然と調和した落ち着きあるログハウス風のホテルです。客室やレストランからは、雄大な自然に囲まれた中禅寺湖と男体山の絶景を楽しむことができます。
「日光金谷ホテル」の別館として開業し、伝統の料理を嗜めるランチはもちろんのこと、日帰りで利用できる温泉も大人気!温泉露天風呂・空ぶろでは、紅葉が色づく季節や雪が舞う季節など、四季折々の風景を楽しめるのが魅力。清々しい朝の木漏れ日を浴びながらや、満天の星空を仰ぎながら疲れを癒すのもオススメです。
同じく日帰りでも利用できるランチでは、地元の食材を使った洋食コースを味わうことができ、特に湖を眺めながらの食事は格別。四季を通じて奥日光の大自然や鳥のさえずりに耳を傾けながら、上質な時間を過ごすことができます。
日光には歴史と自然が調和した観光スポットが沢山ありますね。都内からのアクセスも良好で、関東屈指の観光地として連日多くの観光客が訪れる魅力あふれる場所です。
世界遺産の日光東照宮をはじめとする歴史的建造物群、華厳滝や中禅寺湖などの絶景スポット、そして温泉やグルメに至るまで、何度も訪れたくなるほど多彩な見どころがあります。
歴史好きの方には社寺巡りを、自然好きの方には奥日光エリアで森林浴など、好みに合わせた楽しみ方が選べるのもいいですね!ぜひ次の休日には、日光の魅力を存分に味わう旅に出かけてみてくださいね。
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