日本の秋を鮮やかに彩る“紅葉”。様々な紅葉スポットが各地にありますが、なかでも「京都」は数々の紅葉名所が集まる場所として大人気!
そこで今回は、古都・京都のおすすめ紅葉スポットをご紹介します。定番のスポットはもちろん、夜のライトアップや庭園・歴史ある寺院など、一度は訪れてみたい場所をピックアップ!
気になる紅葉の見頃や、2025年度の紅葉イベントなども合わせてご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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■ 京都のおすすめ紅葉名所12選
└1. 永観堂
└2. 清水寺
└3. 高台寺
└4. 嵐山
└5. 嵯峨野トロッコ列車
└6. 東福寺
└7. 天龍寺
└8. 実相院門跡
└9. 大原三千院
└10. 北野天満宮
└11. 天授庵
└12. 龍安寺
左京区にある永観堂(正式名称:禅林寺)は、853年に創建された浄土宗西山禅林寺派の総本山です。
京都でも有数の紅葉名所として知られており、古くから「秋はもみじの永観堂」と言われているほど。例年の見頃は11月中旬~下旬ごろで、イロハモミジやオオモミジなど約3,000本が境内を鮮やかに彩ります。池泉回遊式庭園や境内の最も高い位置にある多宝塔などを、真っ赤な木々が囲む情緒ある風景を楽しむことができますよ。
そして、より幻想的な光景が広がる夜間ライトアップにも注目!2025年度は11月15日~12月10日の17:30から21:00まで実施予定で、日中とは一味違った雰囲気を楽しむことができます。
■ 例年の見頃:11月中旬~11月下旬
京都を代表する観光名所の一つで、『古都京都の文化財』として世界遺産にも登録されている清水寺。
紅葉シーズンを迎えると、境内では約1,000本のヤマモミジなどが赤く色づき、毎年多くの人が紅葉目当てに訪れます。日本最大級の大きさを誇る三重塔と紅葉のコラボレーションなど、清水寺ならではの絶景を目にすることができます。そして「清水の舞台」として有名な本堂も見どころのうちの一つ!紅葉と京都市内の街を一望することができます。
そして、清水寺では年3回の夜間特別拝観が開催されており、2025年度は11月22日~12月7日の期間中ライトアップが実施予定!約500基の照明で温かい光に照らされたヤマモミジが京都の夜空に幻想的に浮かび上がるほか、『観音さまの慈悲』を表している一本の青い光(サーチライト)も放たれます。
また、秋の夜間特別拝観と同時期には、“月の庭”とも呼ばれ、国の名勝にも指定されている「成就院」の特別拝観も実施されます。
■ 例年の見頃:11月下旬~12月上旬
京都・東山に位置する高台寺は、豊臣秀吉の正室・北政所(ねね)が秀吉の菩提を弔うために建てた寺院です。重要文化財の開山堂や、北政所が秀吉のことを想いながら月を眺めたと言われる観月台、国の名勝指定の方丈前庭・波心庭など、沢山の見どころがあります。
ヤマモミジやイロハモミジなどが11月中旬~12月上旬に見頃を迎え、臥龍池の水面に紅葉が映り込む神秘的な景色などを楽しむことができます。夜空に色とりどりの紅葉景色が広がる人気のライトアップにも注目です。
■ 例年の見頃:11月中旬~12月上旬
桂川にかかる「渡月橋」や「竹林の小径」などで知られ、京の自然美を堪能できる嵐山。京都でも特に高い人気を誇る景勝地で、四季折々の美しい風景が広がります。また、京都駅から電車で約20~30分と、アクセスも良好です。
例年11月中旬から12月上旬にかけて見頃を迎え、赤や黄色などに色づいた山と渡月橋が一つになった景色は写真映えすること間違いなし!メインストリートの長辻通りには沢山の飲食店や土産店が点在しており、多くの人で賑わいます。京都グルメを楽しみながら、周辺を散策するのもオススメです。
■ 例年の見頃:11月中旬~12月上旬
嵐山(トロッコ嵯峨駅)~亀岡(トロッコ亀岡駅)を結ぶ嵯峨野トロッコ列車は、紅葉シーズンになると多くの人が訪れる人気の観光列車です。片道7.3kmを約25分間かけて走り、保津川沿いの紅葉や自然溢れる渓谷美などを列車から眺めることができます。特に景色が美しいところでは減速して走行!レトロな雰囲気のある列車から、秋色に染まった美しい景色をたっぷりと堪能できますよ。
また、例年10月から12月にかけて実施されるライトアップでは、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
■ 例年の見頃:11月中旬~12月上旬
臨済宗東福寺派の大本山・東福寺は京都五山の一つで、紅葉の名所としても人気。例年、紅葉の時期には約40万人もの人が訪れるとされており、この数はなんと年間参拝者数の半数にもなります。
人々のお目当ては、境内で真っ赤に色づいた約2,000本のカエデ。仏殿と開山堂を結ぶ「通天橋」からは「洗玉澗」という名の渓谷を見下ろすことができ、赤・黄・橙に染まった美しい紅葉の景色が目の前に広がります。
東福寺には紅葉以外の見どころも沢山あります!禅宗三門としては日本最古で最大の「三門」(国宝)や、龍の天井画で知られる法堂、国指定名勝の本坊庭園など、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
■ 例年の見頃:11月中旬~12月上旬
後醍醐天皇の菩提を弔うため、足利尊氏によって創立された臨済宗天龍寺派の大本山。一番の見どころは、世界遺産にも登録されている「曹源池庭園」です。臨済宗の禅僧・夢窓疎石(むそうそせき)によって作庭された池泉回遊式庭園で、嵐山・亀山を借景にしています。
秋になると、赤やオレンジに色付いた木々が見頃を迎え、水面に映り込んだ紅葉の風情ある光景を楽しむことができます。
■ 例年の見頃:11月中旬~12月上旬
元天台宗寺門派の単立寺院。約800年の歴史があり、応仁の乱の戦火を避けるために現在の岩倉の地に移ったとされています。見事な「床もみじ」を見れることで有名で、磨きぬかれた黒い床に映り込んだモミジを楽しむことができます。また、初夏には「床みどり」を見ることができます。
※実相院門跡の床もみじは通年撮影禁止となっています。
■ 例年の見頃:11月上旬~12月上旬
国宝・阿弥陀三尊像が安置されている往生極楽院などで知られる三千院。一面に青い苔とスギやヒノキの木々が広がる「有清園」では、赤く染まった紅葉や地面に落ちた葉などの風景を楽しむことができます。また、江戸時代の茶人・金森宗和によって修築されたとされる池泉観賞式庭園「聚碧園」では、客殿から紅葉を眺めることができますよ。
■ 例年の見頃:11月中旬~11月下旬
“学問の神様”菅原道真公を御祭神として祀り、全国に約1万2000社ある天神社・天満宮の総本社。梅や紅葉の名所としても知られているほか、受験シーズンになると合格祈願のため受験生が多く訪れるスポットです。
かつて豊臣秀吉が築いた土塁「御土居(おどい)」が史跡に指定されており、秋には「もみじ苑」として約350本のカエデが綺麗に色づきます。朱塗りの太鼓橋「鶯橋」と紅葉のコラボレーションも必見!日没以降のライトアップ時には、より一層幻想的な光景を鑑賞できますよ。もみじ苑では高低差もあるため、様々な角度から紅葉を楽しむことができるのも魅力ポイントのうちの一つ。苑内の南では、竹林も見ることができます。
■ 例年の見頃:11月中旬~12月上旬
天授庵は、臨済宗南禅寺派の寺院・南禅寺の塔頭の一つ。臨済宗の僧で南禅寺開山の無関普門(むかんふもん)を祀るために建立されました。
それぞれ違った趣のある2つの庭園がある天授庵。白砂と紅葉が一緒になった景色を、縁側からゆったりと眺めることができる「枯山水庭園」と、水面と真っ赤に染まった木々のコントラストが印象的な「池泉回遊式庭園」があります。
■ 例年の見頃:11月中旬~11月下旬
臨済宗妙心寺派の寺院・龍安寺は、京都市右京区に位置。1450年に創建され、「古都京都の文化財」として世界遺産にも登録されています。
龍安寺の見どころといえば、国の史跡・特別名勝に指定されている方丈庭園の石庭。世界的にも有名な枯山水の石庭で、1975年には当時のイギリス女王・エリザベス2世が訪問しています。庭園の一面には15個の石が点在しており、塀の向こう側に広がる紅葉との景色が人気です。ほかにも、四季折々の風景を楽しめる鏡容池では、水面に映り込むモミジを見ることができます。
■ 例年の見頃:11月下旬〜12月上旬
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タビックスナビ編集部
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