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観光ガイド

モンゴルの特長

ユーラシア大陸の西に位置する内陸国・モンゴル。正式名称は「モンゴル国」で、中国・ロシアと国境を接し、日本の約4倍という広大な国土を持つ国です。モンゴル人は牧畜を生業とする遊牧民族として有名ですが、近年は都市に定住する人々も増えています。

首都は約150万の人が暮らす「ウランバートル」。日本から直行便が飛んでおり、約6時間のフライトとなっています。日本との時差は1時間で、日本より1時間遅れています。

モンゴル旅行の魅力は、モンゴルといえば一番にイメージされるステップと呼ばれる大草原はもちろん、森林や砂漠といった美しい大自然、遊牧民族の文化やモンゴル帝国の遺跡といった歴史に触れたりと、日本ではとても出来ないような体験ができることです。

モンゴル旅行の際にぜひ体験してほしいのが、遊牧民が利用する伝統的な移動式住居「ゲル」と呼ばれるテントでの宿泊です。目の前に広がる広大な草原、夜になれば空を覆いつくすような満天の星空の眺望と、モンゴル旅行の目玉の一つとなっています。

テレルジ国立公園

ウランバートルより車で約1時間

モンゴルの首都「ウランバートル」から約70キロ、車で約2時間の距離にある「テレルジ国立公園」。森林に囲まれ清流が流れる大草原で、乗馬やトレッキング、ハイキングを楽しむことができます。また牧畜の世話をしながら暮らしている遊牧民との交流ができ、遊牧民宅訪問、乳製品づくり体験、伝統衣装の試着など、モンゴルの文化に触れる体験もできます。高さ15メートルになるカメに似た形の「亀石」は有名な写真スポットとなっています。

チンギスハーン像テーマパーク

ウランバートルから車で約1時間

チンギスハーン像テーマパークは212ヘクタールの敷地を持つ、かつてのモンゴル帝国をテーマにした文化に触れることができる観光スポットです。当時の武器、楽器などが見学できるほか、服装を着用して記念撮影をしたり、ラクダや馬に乗る体験、乳製品の試食など様々文化が体験できる人気の観光スポットです。敷地の中央には人が昇ることができる高さ30メートルの巨大なチンギスハーンの像がそびえ、像の中の展望窓からはテーマパーク全体と周囲の大草原の自然風景を眺めることができます。

スフバートル広場

ウランバートル中心部

モンゴルの首都ウランバートル市街の中心部にある広場。集会や式典、コンサートなどに利用される広場で、周囲には政府の宮殿、市庁舎、国立オペラ劇場、証券取引所が並びます。広場中央には広場の名前にもなっている、モンゴル人民革命の父ダムディン＝スフバートルの像が建っています。

カラコラム

ウランバートルより車で約6時間

かつてモンゴル帝国の都として栄えた「カラコルム」。モンゴル帝国初代皇帝チンギスハーンの命令により造られた、モンゴル帝国初の都です。カラコルム遺跡は現在でも仏塔や寺院、それらを囲む外壁が残されており、ユネスコの世界文化遺産に登録されたオルホン渓谷の文化的景観の構成資産となっています。ウランバートルからは370kｍほど離れており、車で6時間程度かかるため、ツアーの参加がおすすめです。

モンゴルの季節とイベント

3月～5月ごろの気候と服装(ウランバートル)

春は日中でも気温が上がらず、夜になると-10℃以下まで下がることもあります。服装は日本の冬と同じように、厚手のコートやダウンジャケット、手袋、マフラーなどしっかりとした防寒対策の必要があります。

月	最高気温	最低気温	降雨量
3月	-1℃	-15℃	0.3mm
4月	9℃	-5℃	3.4mm
5月	17℃	3℃	15.5mm

3月～5月ごろのモンゴルおすすめイベント

3月

アイスロックフェスティバル

フブスグル湖

日本の琵琶湖の4倍の広さがある「フブスグル湖」で毎年開かれるのが「アイスロックフェステバル」です。厚く凍った氷の上で、馬ソリレースや氷上モンゴル相撲、スケート競技などの大会が開かれます。

6月～8月ごろの気候と服装(ウランバートル)

夏は気温が上がり、お天気の良い日によっては30℃を超え、40℃近くまで上昇することもあります。日中は日本の夏と同じ服装で大丈夫です。ただ、夜になると急に気温が下がり、夏でも10℃前後と日本の秋のような気温となるので、フリースやトレーナーが必要となります。

月	最高気温	最低気温	降雨量
6月	22℃	10℃	38.4mm
7月	24℃	12℃	52.4mm
8月	22℃	10℃	46.8mm

6月～8月ごろのモンゴルおすすめイベント

7月11日、12日

ナーダム祭

ウランバートル

モンゴルで歴史があり一番大きなお祭りの「ナーダム」。ナーダムはモンゴルの言葉でお祭りそのものを指します。毎年7月11日・12日の革命記念日に開催され、競馬、弓矢、相撲の3つの競技の技術を競うお祭りです。

9月～11月ごろの気候と服装(ウランバートル)

秋は春と同じような気候となり、夜は氷点下となるので、日本の冬と同じように厚手のコートやダウンジャケット、手袋、マフラーなど、しっかりとした防寒対策の必要があります。

月	最高気温	最低気温	降雨量
9月	16℃	2℃	19.8mm
10月	7℃	-7℃	4.3mm
11月	-6℃	-18℃	0.2mm

9月～11月ごろのモンゴルおすすめイベント

10月

ゴールデンイーグルフェスティバル

バヤンウルギー県

バヤンウルギ県周辺に住むイーグルハンター（鷲漁師）が100人近く参加するモンゴル最大のイーグルフェスティバルです。迫力あるイーグルハントのほか、アーチェリーや競馬などカザフの伝統も楽しむことができます。

12月～2月ごろの気候と服装(ウランバートル)

冬は極寒で、-30℃近くまで最低気温が下がります。日本の真冬の服装と同じように、厚手で長めのコート、ムートンブーツのようなくるぶしを覆う防寒ブーツ、マフラー、帽子、手袋としっかりとした装備が必要です。

月	最高気温	最低気温	降雨量
12月	-14℃	-25℃	0.0mm
1月	-16℃	-28℃	0.0mm
2月	-11℃	-25℃	0.0mm

12月～2月ごろのモンゴルおすすめイベント

1月または2月の旧正月

ツァガーンサル

モンゴルではお正月は旧暦で祝い、旧正月は「ツァガーンサル（白い月）」と呼ばれます。夏のナーダムと同じく、一年で最も大切な行事の一つです。ツァガーンサルには家族・親戚が集まり、ご馳走を囲みお祝いをします。ツァガーンサルに欠かせない料理が、ボーズと呼ばれるモンゴルの餃子です。（旧正月の日程は年により異なります）

モンゴルのよくある質問

モンゴルに行くのに、ビザ（査証）は要りますか？

日本のパスポートでモンゴルに入国した場合、ビザは不要で30日間滞在が可能です。
※外国籍の方は、ビザ（査証）が別途必要となる場合がございます。ご自身にてご確認をお願い致します。

モンゴルのベストシーズンは？

モンゴルは6月～8月の夏の時期がベストシーズンとなります。夏は平均気温が20度前後と快適ですが、一年でも最も寒い1月は平均気温が-28度と極寒となります。年間を通して雨は少なく、空気は乾燥しています。

モンゴルの物価はどれくらい？

観光客が行くようなレストランでは600円～1,500円前後、ファストフードのようなカジュアルなレストランでは500円前後が相場となります。現地の方が日常的に行く食堂では100円～400円程度と価格は控えめですが、現地の食事に慣れていない旅行客は衛生面での注意が必要です。

スーパーでの食料品・日用品は日本よりも安く、現地製のペットボトル入りのミネラルウォーターは1本50円程度、缶ビールは一本100円程度です。輸入品の場合は日本と同等、もしくは高い場合もあります。

モンゴルと日本の時差は？

モンゴルと日本の時差は-1時間です。日本が午前9時の時に、モンゴルでは午前8時となります。また、以前はサマータイムを採用していましたが廃止され、2023年時点では実施されておりません。

モンゴルの入国時の条件は？

2022年3月14日午前0時から、規制無しでモンゴルへ入国可能になります。

具体的には下記の通りとなります。
（1）モンゴルに渡航する者に対し、新型コロナウイルス感染症の検査を求めない。
（2）モンゴルに渡航する者に対し、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を求めない。
（3）モンゴルに渡航する者は、国境検問所において健康状態に関する質問票を正確に記入すること。
（4）モンゴルに入国する際、新型コロナウイルス感染症の検査は実施しない。
（5）モンゴルに渡航する者に対し、入国後の隔離及び自宅待機を求めない。

※モンゴルに滞在するためのビザを取得せず、日本のパスポートのみでモンゴルに入国した場合、モンゴルに合法的に滞在できる期間は30日間です。
※感染症の状況により、予告なく条件が変更となる場合がございますので、詳細につきましてはご予約時にお問合せください。