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加賀百万石の城下町として栄えた金沢。東京から北陸新幹線で最速約2時間半とアクセスが良く、歴史ある街並みと豊かな自然、新鮮な海の幸や伝統工芸など、さまざまな楽しみ方ができる人気の観光地です。
美しい日本庭園や武家屋敷、寺社仏閣など歴史情緒あふれるスポットが点在する一方、現代アートの美術館や歴史博物館、金箔貼り体験などの伝統工芸も充実。幅広い楽しみ方ができるのも金沢の特徴です。
夏の金沢は、緑が鮮やかに輝く季節。兼六園や金沢城公園では深い緑と青空のコントラストが美しい景観を満喫でき、近江町市場では旬の海鮮グルメを味わえます。また、美術館や図書館などの屋内施設も多く、暑い日でも快適に観光を楽しめます。
そこで今回は、夏に行きたい金沢のおすすめ観光地10選をお届け!
各スポット同士の距離も比較的近く、徒歩やバスを利用して効率よく巡ることができます。歴史・文化・自然・グルメのすべてを満喫できる金沢は、夏休みの旅行先としてぴったりです。
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目次
■ 夏の金沢旅行で行きたい!おすすめの観光地10選
└ 1. 兼六園
└ 2. 金沢城公園
└ 3. 卯辰山公園 花菖蒲園
└ 4. 長町武家屋敷跡界隈
└ 5. 近江町市場
└ 6. 金澤神社
└ 7. 金沢21世紀美術館
└ 8. 石川県立図書館
└ 9. 石川県立歴史博物館
└ 10. 箔一本店 箔巧館

■ 自然に囲まれた回遊式庭園や曲水の水音が心地よい、緑豊かな癒しの空間
金沢を代表する名所で、日本三名園のひとつでもある「兼六園」。歴代の加賀藩主によって、長い歳月をかけて築かれた回遊式庭園で、その名の通り「宏大」「幽邃」「人力」「蒼古」「水泉」「眺望」という“六つ”の景観美を兼ね備えています。
夏になると園内は鮮やかな緑に包まれ、霞ヶ池や曲水の流れが涼しげな景色を演出します。木陰も多く、早朝の無料開園を活用して涼しい時間帯に訪れると、混雑を避けながらゆったりと散策できます。現存する日本最古の噴水や兼六園のシンボルである徽軫灯籠など、見どころ満載です。
隣接する金沢城公園とあわせて訪れることで、加賀百万石の歴史や文化をより深く感じられるのも魅力です。6月下旬から7月上旬にかけて夜間無料開放も行われ、まちなかでは珍しくなったホタルの鑑賞会が実施されます。
7つの出入り口がありますが、金沢城直結の「桂坂口」、兼六園の正門「蓮池門口」、金沢21世紀美術館にほど近い「真弓坂口」などが人気。そのほか、金澤神社に隣接する「随身坂口」近くには県立美術館や県立歴史博物館もあり、金沢の魅力がぎゅっと凝縮されたスポットです。

■ 青空に映える石垣、歴史の息吹を肌で感じる名城
金沢市の中心部に位置し、兼六園に隣接する「金沢城公園」は金沢観光には欠かせないスポット。戦国武将・前田利家の居城として知られる金沢城の跡地を整備した公園です。
“石垣の博物館”とも称されるほど多種多様な技法で詰まれた石垣が随所に見られる金沢城公園。復元された門や櫓、日本庭園など、各所に見どころスポットが点在しており、四季折々の表情を魅せてくれます。
豊かな緑に包まれた園内では、毎週土曜日と指定日に夜間開園も実施。夕暮れ後、ライトアップされた石垣や建物がひときわ幻想的な雰囲気を醸し出します。入園は無料のため、気軽に立ち寄れるのもうれしいポイント。兼六園とは石川橋でつながっているため、セットでの訪問がおすすめです。

■ 夏空に映える花絨毯、涼やかな風が吹き抜ける夏のオアシス
金沢市街を一望できる卯辰山一帯に広がる「卯辰山公園」。その中腹に位置する「花菖蒲園」は、1982年の「金沢400年記念事業」として整備されたエリア。約100種・20万株を超える花菖蒲と、約2,900株の紫陽花が斜面を彩ります。
上段は「段々畑の花菖蒲」、中段は「せせらぎと花菖蒲」、下段は「池と花菖蒲」とそれぞれテーマが設けられており、異なる趣を楽しみながら園内を巡ることができます。
6月上旬から下旬は花菖蒲、6月下旬から7月中旬は紫陽花が見ごろを迎え、夏の訪問にもぴったり。色とりどりの花が咲き誇る景色は、写真映えも抜群です。
標高141mの「望湖台」からは開放的なパノラマを楽しむことができ、晴れた日には日本海まで見渡せます。金沢観光で人気のひがし茶屋街からも徒歩圏内なので、ゆったりと散策しながら一緒に巡るのもおすすめです。

■ 江戸の風情残る石畳の小路。涼やかな水の音に癒される穴場スポット
金沢市の繁華街・香林坊からほど近い場所に、藩政時代の面影をそのままに残す「長町武家屋敷跡界隈」があります。大野庄用水沿いに連なる土塀と石畳の小路はとても趣深い景色。少し散策するだけで、江戸時代の城下町にタイムスリップしたかのような感覚を覚えます。
中・上級武士たちが暮らしたこのエリアには、今も実際に住民が暮らす武家屋敷が残されており、歴史の息吹をそのままに感じることができます。
そのなかで一般公開されているのが、加賀藩の重職を代々歴任した野村家の屋敷跡「武家屋敷跡 野村家」。加賀藩御用絵師・狩野派の佐々木泉景による山水画の襖絵や、前田家や明智光秀からの書状などを展示している資料館「鬼川文庫」が見どころです。
庭園は、米国専門誌の日本庭園ランキングでかつて3位に選出されたほどの名園。濡れ縁から眺める曲水や生い茂る木々が織りなす景色は息をのむ美しさです。
ほかにも、長町武家屋敷跡界隈には記念館や資料館などが点在しており、ゆったりと散策しながら日本の歴史に触れることができます。夏は朝から訪問し、涼しい時間帯に石畳の小路を歩くのが特におすすめです。

■ 旬の岩ガキをその場で味わう、活気あふれる市民の台所
金沢市民の台所「近江町市場」は、金沢の食を支え続けて300年以上。日本海で水揚げされた新鮮な魚介類をはじめ、地元産の加賀野菜に精肉、果物、生花や衣類にいたるまで、多彩な商品がずらりと並んでいます。約170の店舗が軒を連ね、飲食店も40店舗以上と、豊富な金沢グルメを満喫できる人気スポットです。
近江町市場と言えば、海鮮丼や寿司などの海鮮グルメが有名。夏は旬を迎えた岩ガキをその場で味わえます。ほかにも、揚げたてコロッケや金沢おでん、能登牛の串焼き、塩豆大福など、さまざまな金沢グルメを一度に堪能できるのが魅力です。
連日多くの人で賑わう市場では、混雑回避やトラブル防止のため、場内での食べ歩きが禁止されています。各店舗の飲食スペースや指定の場所でお楽しみください。

■ 金城霊澤の水音が響く、緑に包まれた朱色の社殿
兼六園のすぐそばで静かに佇む「金澤神社」。金城霊澤のほとりに藩校明倫堂の鎮守として創建された、由緒ある神社です。主祭神は学問の神様として名高い菅原道真公で、合格祈願や学業成就を求めて多くの参拝者が訪れます。
相殿には金運・災難除けのご利益があるとされる白蛇龍神や、商売繁盛の稲荷大明神も祀られており、ビジネス成功や金運上昇を願う人にも厚く信仰されています。
一の鳥居をくぐった右横には、金沢という地名の由来となったと伝わる名湧水「金城霊澤」があり、夏でも清冷な水が湧き出しています。芋を洗うと砂金が出てきたという伝説が残っており、金運スポットとしても人気。
ほかにも、境内には「いぼとり石」や夢をかなえる「夢牛」像などの見どころも点在しており、参拝がてらじっくりと境内を探索するのもおすすめです。
夏は緑豊かな木々が神社を包み込み、市街地の喧騒を忘れさせてくれる静かな空間が広がります。兼六園や金沢城公園からほど近く、観光ルートに組み込みやすいのも大きな魅力です。兼六園の「随身坂口」から出るとすぐにアクセスできます。

■ 見て触れて五感で楽しむ!現代アートに浸る街中の避暑スポット
2004年に開館した「金沢21世紀美術館」。建築家ユニットSANAAによって設計された、全面ガラス張りの円形建築が印象的な、現代アートの美術館です。“まちに開かれた公園のような美術館”をコンセプトに、誰でもいつでも立ち寄って、様々な体験やアートに触れることができる人気のスポットです。
館内は有料の「展覧会ゾーン」と、無料で楽しめる「交流ゾーン」に分かれています。美術館で一番人気なのが、アルゼンチン出身のアーティスト、レアンドロ・エルリッヒによる常設作品「スイミング・プール」。訪れる時間や天気で見え方が変わる、ユニークな作品として親しまれています。
夏でも空調が整った涼しい館内で、現代アートの世界に浸れます。屋外にも多様なアート作品が展示されているため、比較的日差しが優しい時間帯に屋外展示を楽しむのがおすすめ。また、ミュージアムショップや館内カフェのほか、敷地内には加賀藩ゆかりの茶室もあるので、アートや歴史に触れる時間をゆったりと楽しめます。
※ 金沢21世紀美術館では、大規模修繕工事のため、2027年5月6日から2028年3月まで休館が予定されています。

■ 夏の光が差し込む円形ホールで、お気に入りの一冊と出会う
2022年に移転・リニューアル開館した「石川県立図書館」。建築家・仙田満氏率いる環境デザイン研究所が設計した、“百万石ビブリオバウム(図書の木)”の愛称を持つおしゃれな図書館です。
まるで本のページをめくるかのような特徴的な外観と、巨大な吹き抜けに広がる無数の本棚は圧巻。4階まで続く円形の閲覧空間に本棚がぐるりと並ぶ壮観な景色は、見るだけでも感動を覚えます。約8万冊の本が手に取りやすい形で陳列され、様々なスタイルの読書スペースが完備されています。
館内には閲覧スペースだけでなく、デジタルアートやモノづくり体験が楽しめるエリア、イベントや展示が行われる文化交流エリア、館内カフェも設けられており、一日中楽しめる観光スポットとしての魅力も持ち合わせています。
図書館としては珍しく、おしゃべりもOK。好きな時間を自由に過ごせるので、読書が苦手な人や、小さなお子様連れでも気兼ねなく立ち寄れます。

■ 青空に映える赤レンガが美しい、石川の歴史が息づく場所
兼六園や金澤神社、金沢21世紀美術館からもほど近い場所に位置する「石川県立歴史博物館」。旧陸軍兵器庫として建てられた赤レンガ棟を復元・再生した、歴史豊かな博物館です。金沢の定番スポットと一緒に訪れると、より深く石川県の歴史を学べるのでおすすめです。
建物は国の重要文化財に指定されており、その重厚で風格ある外観を見るだけでも訪れる価値があります。“いしかわ赤レンガミュージアム”の愛称でも親しまれており、3棟の建物のうち2つが石川県立歴史博物館で、1つは加賀本多博物館となっています。
原始から近代までの時代の移り変わりや、加賀・能登の祭り文化など、石川県について詳しく学ぶことができる展示内容となっています。オリジナルグッズを販売しているミュージアムショップや、兼六園周辺の模型、石川クイズなど、さまざまな展示もあり、色んな楽しみ方ができます。
夏は冷房の効いた館内で落ち着いて金沢・石川の歴史に触れることができ、炎天下を避けた観光スポットとしても重宝されています。

■ きらきらと光る金箔ソフト、夏の金沢で味わう贅沢なひととき
国内で金箔生産量の99%以上を占める金沢が誇る伝統工芸品・金沢箔の魅力を、“見て、味わって、遊んで、触れて”楽しめる日本最大級の体感型金箔総合ミュージアム。2018年に全館リニューアルし、様々な体験が一度にできると人気を集めています。
なかでも、金箔1万枚を貼り込んだ「金箔の間」を舞台に、甲冑を用いた迫力のプロジェクションマッピングは必見。ほかにも、金箔を贅沢に一枚乗せた金箔ソフトや、工芸品に金箔を貼ってオリジナルアイテムが作れる箔貼り体験など、見どころ満載です。
金箔の歴史や製造工程、世界各国の金箔文化などが学べるミュージアムの見学は無料。箔貼り体験は税込2,000円からと夏の思い出づくりにぴったり。子どもから大人まで楽しむことができ、世界にひとつだけの夏の思い出の品を持ち帰ることができます。
名物の「金箔のかがやきソフトクリーム」は、職人が目の前で金箔を箔移しでのせる実演も見逃せません。フォトジェニックなスイーツとしても話題です。屋内施設なので、暑い日でも安心。ショップでは様々な金箔土産が販売されているので、旅の思い出の品やお土産などにもおすすめです。
いかがでしたでしょうか。歴史と文化が色濃く残る、魅力あふれる観光地・金沢。東京からのアクセスも良く、日帰りでも十分に楽しめるため、夏休みの家族旅行や友人との夏旅行にもおすすめです。
兼六園や金沢城公園など、金沢観光の定番スポットがぎゅっと凝縮されており、金沢駅周辺を拠点にしてバスや徒歩で十分満喫できるところも大きなポイントです。近年では、金沢21世紀美術館や石川県立図書館など、近代的なスポットも注目されており、伝統と革新が交差する独自の魅力も持ち合わせています。
海鮮丼や旬の岩ガキ、加賀野菜に金箔ソフトなど、多彩な金沢グルメも満載。歴史とアートに触れながらグルメとショッピングも楽しめる、贅沢な旅になること間違いなしです。
ぜひ今年の夏は魅力あふれる金沢で、心に残る特別な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
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