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街が秋色に染まり、風が心地よく感じられる紅葉シーズン。京都の紅葉は毎年多くの観光客を惹きつけますが「秋の京都は渋滞が心配」「車なしで効率よく巡れるかな…」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、電車で行ける京都市内の紅葉名所10か所をご紹介します。いずれも最寄り駅から徒歩10分以内、車やバスを利用しなくても気軽に訪れることができるスポットです。
京都はJR・私鉄・地下鉄などの鉄道網が充実しており、激しい交通渋滞を回避してスムーズに移動可能。駅から徒歩圏内なので、電車を降りてすぐに古都の秋景色へたどり着けるのが魅力です。今年の秋は、身軽な電車旅で京都の紅葉をめぐってみてはいかがでしょうか。
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目次
■ 最寄り駅から徒歩10分以内!京都市内の紅葉名所10選
└ 1. 東福寺(京都市東山区)
└ 2. 建仁寺(京都市東山区)
└ 3. 智積院(京都市東山区)
└ 4. 南禅寺(京都市左京区)
└ 5. 仁和寺(京都市右京区)
└ 6. 天龍寺(京都市右京区)
└ 7. 鹿王院(京都市右京区)
└ 8. 退蔵院(京都市右京区)
└ 9. 北野天満宮(京都市上京区)
└ 10. 東寺(京都市南区)

■ 約2,000本の紅葉が渓谷を埋め尽くす「深紅の雲海」
JR・京阪電車「東福寺駅」から徒歩10分の場所にある「東福寺」は、臨済宗東福寺派の大本山。京都でも特に高い人気を誇る紅葉名所で、約2,000本の紅葉が境内を美しく彩ります。
東福寺の紅葉といえば、本堂と開山堂を結ぶ橋廊「通天橋」からの景色が有名。眼下に広がる渓谷「洗玉澗」ではイロハモミジやヤマモミジなどが色づき、まるで深紅の雲海を歩いているかのような圧巻のスケールを楽しめます。
また、通天橋と紅葉のコントラストを観賞できる「臥雲橋」からのパノラマも格別です。
◆ 紅葉の見頃 (例年):11月中旬~12月上旬

■ 庭園美と紅葉が響き合う、禅の名刹
阪急「京都河原町駅」や京阪「祇園四条駅」から徒歩10分以内の場所に位置する「建仁寺」。1202年建立、花街・祇園エリアに佇む京都最古の禅寺です。
紅葉スポットとして人気なのが、本坊中庭にある「潮音庭」。四方の回廊どこからも観賞できる禅庭で、しっとりとした緑の苔と中央の三尊石、鮮やかに色づいた紅葉の対比が絵画のような美しさを誇ります。庭に降り注ぐ光が苔や紅葉を照らす様子は、静かで奥深い禅の美そのものです。
建仁寺といえば、“歴史アートの宝庫”としても有名。なかでも、法堂の天井いっぱいに描かれた「双龍図」は、2頭の龍が今にも動き出しそうな迫力です。さらに、俵屋宗達作の国宝「風神雷神図屏風」の高精細複製作品をはじめ、「○△□乃庭」や「大雄苑」など、見どころが途切れることなく続きます。
◆ 紅葉の見頃 (例年):11月下旬〜12月上旬

■ 参道や鐘楼を秋色が彩る、京都の隠れた紅葉名所
京阪「七条駅」から徒歩約10分。「三十三間堂」や「京都国立博物館」からもほど近い場所に位置する「智積院」。真言宗智山派の総本山で、比較的ゆったりと秋の絶景を楽しめる、隠れた紅葉名所です。
11月中旬から12月上旬頃になると見頃を迎え、参道・金堂・鐘楼堂などをカエデやイチョウが鮮やかに染め上げます。足元を彩る散りもみじも美しく、息をのむような空間が広がります。
ほかにも、宝物館の国宝「楓図」や“利休好みの庭”と称される庭園も見逃せないスポットです。
◆ 紅葉の見頃 (例年):11月中旬~12月上旬

■ 三門から見下ろす紅葉の海!レトロな水路閣が織りなす秋の絶景
地下鉄「蹴上駅」から徒歩約10分の場所に位置する、臨済宗南禅寺派の大本山「南禅寺」。秋を迎えると、広大な境内全体が鮮やかな赤や橙の紅葉に包まれます。
一番の見どころは、境内でもひときわ目を引く巨大な「三門」。日本三大門のひとつに数えられ、歌舞伎『楼門五三桐』の石川五右衛門が発する名台詞“絶景かな、絶景かな”でも知られています。楼上に登ると、眼下に“紅葉の海”が広がる圧巻の景色を堪能できます。
そして、赤レンガ造りが印象的な「水路閣」と紅葉の組み合わせも必見。明治時代、琵琶湖疏水を通すために造られたアーチ型の橋脚で、歴史ある境内にレトロな建築が溶け込むノスタルジックな風景は、どこを切り取っても絵になります。
また、南禅寺の塔頭のひとつ「天授庵」も屈指の紅葉名所として有名。枯山水庭園と池泉回遊式庭園、2つの庭園があり、それぞれ異なる風情の景色を楽しむことができます。
◆ 紅葉の見頃 (例年):11月中旬~12月上旬

■ 世界遺産を彩る錦秋の絶景!五重塔と紅葉が映える格式ある寺院
嵐電(京福電車)の「御室仁和寺駅」から徒歩約3分。888年に創建された「仁和寺」は、世界遺産にも登録されています。“御室桜”で知られる京都屈指の桜名所ですが、秋には境内がイロハモミジなどの鮮やかな紅葉に包まれる隠れた名所でもあります。
注目したいのが、江戸時代建築の重要文化財「五重塔」と紅葉のコラボレーション。荘厳な五重塔を背景に、赤や黄色のグラデーションが映える風景は古都ならではの風情にあふれています。
ほかにも、重厚な構えの 「二王門」や国宝の「金堂」、国指定名勝の庭園など見どころが満載で、境内を歩くたびに表情豊かな景色に出会えます。
さらに、10月下旬から12月中旬にかけて金土日祝限定で「紅葉雲海ライトアップ」も例年実施しています。人工の雲海が境内を優しく包み込み、夜の光に照らされた五重塔と紅葉が浮かび上がる光景は、まるで異世界へ迷い込んだかのような神秘的な美しさです。
◆ 紅葉の見頃 (例年):11月中旬~12月上旬

■ 錦秋の絶景が広がる!世界遺産の庭園を彩る鮮やかな紅葉
嵐電「嵐山駅」から徒歩すぐの好立地に佇む、世界遺産「天龍寺」。後醍醐天皇の菩提を弔うため、足利尊氏によって建立された嵐山を代表する名刹です。
天龍寺といえば、日本最初の史跡・特別名勝に指定された「曹源池庭園」が有名。夢窓国師が作庭した約700年前の面影をとどめていると言われています。曹源池を中心とした池泉回遊式庭園で、池越しに望む紅葉とともに嵐山や亀山を借景として取り入れたロケーションは、まるで別世界に入り込んだかのような美しさ。色づいた山々と池の水面に映るカエデを眺める時間は、まさに格別の一言です。
また、法堂の天井に描かれた迫力ある「雲龍図」(土日祝公開、9/19~12/6は毎日公開) も必見。どの角度から見ても目が合うように描かれており、“八方睨みの龍”とも言われています。
例年11月中旬頃からは特別早朝参拝も実施。比較的人が少ない早朝の澄んだ空気のなかで、紅葉を堪能することができます。朝の爽やかな景色を楽しみたい方は、ぜひ訪れてみるのをおすすめします。
◆ 紅葉の見頃 (例年):11月中旬~12月上旬

■ 参道を彩る紅葉のトンネル!嵐山の穴場スポットで味わう秋の静寂
嵐電「鹿王院駅」から徒歩すぐの場所に位置する「鹿王院」。1379年に足利義満が建立した歴史ある寺院で、嵐山中心部の賑わいから一歩離れたエリアにひっそりと佇んでいます。
山門をくぐった先には石畳の参道がまっすぐ伸びており、両脇から伸びたカエデの枝葉が訪れる人の頭上で優しく重なり合います。“紅葉のトンネル”の幻想的な景色を観賞できる、知る人ぞ知る穴場の紅葉スポットです。また、木漏れ日が石畳を照らす時間帯が特に美しく、歩みを進めるごとに日常の喧騒から解き放たれていく感覚を味わえます。
参道を抜けた先に広がるのは、嵐山を借景とした見事な平庭式枯山水庭園。客殿に腰を下ろし、鳥のさえずりや風に揺れる葉の音を聞きながら静かに庭園を眺めるひとときは、心が洗われるような至福の時間です。
◆ 紅葉の見頃 (例年):11月下旬~12月上旬

■ 錦秋のグラデーションが映える!昭和の名園を彩る紅葉の絶景
JR「花園駅」から徒歩約7分。日本最大の禅寺・妙心寺の数多くある塔頭のひとつ「退蔵院」は、波多野出雲守重通が1404年に建立した古刹です。
四季折々の庭園美を楽しめるスポットとして高い人気を誇るのが、昭和を代表する造園家・中根金作によって設計された池泉回遊式庭園「余香苑」。奥ゆきのある庭園を彩る赤・橙・緑のグラデーションが見事で、池の水面に映り込む紅葉の景色は思わず息をのむ美しさです。
また、室町時代の絵師・狩野元信が手掛けた枯山水庭園「元信の庭」や国宝「瓢鮎図」の模本など、見どころも豊富。お抹茶を堪能できる茶席「大休庵」では、雪見障子越しに 眺める紅葉が格別。静寂のなかで風情あふれる時間を過ごすことができます。日常の喧騒を離れて、じっくりと和の美意識に浸りたい人におすすめしたいスポットです。
◆ 紅葉の見頃 (例年):11月下旬~12月上旬

■ 約350本の紅葉が織りなす絶景!史跡御土居で出会う圧巻のもみじ苑
嵐電「北野白梅町駅」から徒歩約5分。学問の神様・菅原道真公を祀る「北野天満宮」は、全国約1万2000社の天満宮・天神社の総本社です。学業成就や合格祈願で多くの参拝客が訪れますが、梅や紅葉の名所としても有名で、秋になると史跡御土居を中心に境内全体が鮮やかな紅葉に包まれます。
一番のハイライトは、豊臣秀吉が築いた土塁に広がる「史跡御土居のもみじ苑」。10月下旬頃から特別公開が始まり、11月中旬以降になるとイロハカエデやオオモミジなど約350本もの紅葉が見頃を迎えます。
朱塗りの太鼓橋「鶯橋」と赤く染まった紅葉が織りなす風景は、思わず言葉を失うほどの美しさ。斜面の高低差を生かして、紅葉を見上げたり見下ろしたりと、多彩なアングルで鑑賞できるのも大きな魅力です。
さらに、見頃にあわせて夜間のライトアップも開催。暗闇のなかに浮かび上がる紅葉と鶯橋が、昼間とは一変したロマンチックな表情を見せてくれます。入苑券は茶菓子付きとなっており、休憩処でひと息つけるのも嬉しいポイントです。
◆ 紅葉の見頃 (例年):11月中旬~12月上旬

■ 五重塔と紅葉が織りなす、京都ならではの秋絶景
近鉄「東寺駅」から徒歩約10分。世界遺産に登録されている「東寺」(教王護国寺) は、唯一現存する平安京の遺構です。平安遷都から間もない796年に建立された官寺で、弘法大師空海に下賜されたのち、日本初の密教真言宗の根本道場となりました。
東寺といえば、京都のシンボルともいえる「五重塔」が有名。高さ55mで、木造建造物としては日本一の高さを誇ります。11月中旬頃に紅葉の見頃を迎え、五重塔と色鮮やかに染まった紅葉の共演を目にすることができます。境内にある「瓢箪池」の水面に五重塔と紅葉が映り込むリフレクションも、まるで上下対称の絵画のような美しさで必見です。
また、講堂内に安置された21体の仏像群で形成される「立体曼荼羅」や、桃山時代の壮麗な建築美を誇る国宝「金堂」など、あわせて巡りたい見どころも満載です。
さらに秋の東寺では、夜間特別拝観・紅葉ライトアップも開催されます。漆黒の夜空に浮かび上がる五重塔と、光に照らされた紅葉が水面に揺らめく景色は、京都旅行の特別な思い出になること間違いなしです。
JR京都駅からも徒歩圏内なので、イベント終了ぎりぎりまで滞在できるのもポイント。京都旅行のスタートにはもちろん、旅の締めくくりにもおすすめのスポットです。
◆ 紅葉の見頃 (例年):11月中旬~12月上旬
今回は、電車で行ける&最寄り駅から徒歩10分以内、京都市内の紅葉名所10か所をご紹介しました。
世界遺産と紅葉の共演、池に映るリフレクション、秋の夜空に浮かび上がる幻想的なライトアップなど、秋の京都ならではの情緒あふれる絶景ばかりです。
どうしても混雑しがちな京都ですが、電車と徒歩を組み合わせれば、移動のストレスを抑えて快適に観光を満喫できるのが最大のメリット。車なしで身軽に、思い立ったらすぐ出かけられます。
今年の秋は、渋滞知らずの電車旅で古都・京都の紅葉狩りに出かけてみてはいかがでしょうか。
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※ 2026年9月時点の情報です。お出かけの際には最新の情報をご確認ください。
※ 紅葉の見頃は気象状況により前後する場合があります。
※ 写真は全てイメージです。
タビックスナビ編集部
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